中学受験ジェットコースター。

こんにちは(^^)/

にのうでのふりふりを何とかしたくて上腕三頭筋を鍛え始めたアナボリッ子です。

今日は燃え尽きて引きこもり主婦になったきっかけについて書いていきます(*’▽’)

この記事を読めば分かること(‘ω’)

☆中学受験の地獄。
☆塾をやめた理由。
☆家でやった勉強法。

わたくしアナボリッ子は、40歳を過ぎてから筋トレを始めたわけですが。

なぜかと言いますと。

健康も体力も尽きてしまい、おまけに気力まで失くしたので、引きこもりになってしまったから。

仕事や家事以外はソファに寝ころび毛布にくるまる日々。

好きなものを食べて体重が増えれば食事量を減らして、また食べる。そんな毎日を繰り返していたら脂肪がどんどん落下して、気づけばセルライトびっしりの身体に(;’∀’)こわいよ。

にのうでが太もも並みに育った写真を見て顎が外れましてね。やっと重い腰を上げました。

パーソナルジムの門を叩いて筋トレを始めて復活しました。

ではなぜ引きこもりになったかと言いますと。

燃えたアナボ
燃えたアナボ

息子の中学受験で燃え尽きたからです!

やっぱり中学受験は親の受験でした。

マジで大変でした(:_;)

小学生が受験って、やっぱり一筋縄ではいかない。そもそも遊びたいお年頃。受験勉強がどんくらい大変かも知らず、現実の厳しさも想像すらできないのです。

あたり前ですよね。生まれてからまだ10年ほどしか経っていないのに、偏差値で振り分けられて学校から選択されてしまう世界など、知りもしなくてあたり前なのです。

でも親はやっぱり親なもんで「自分で行きたいって言ったでしょ! 頑張るって自分から言ったんでしょ!」となってしまって、サボったりやる気のない姿を見るとイライラしてしまう。

そこで塾の登場ですよ。

見回せば受験塾が町にあふれていて、やれ大手だ、やれ面倒見がいい、などの噂を聞きつけては調べまくり、早いうちから行かないと間に合わない!などと焦って入塾させちゃうのです。

乗車した
乗車した

これこそが中学受験ジェットコースター。一度入塾してしまうと、もうやめることは出来ないのです。

最近は変わってきた受験塾もありますが、それでもやっぱり中学受験は膨大な量の知識を詰め込まないといけません。

その恐ろしい量と言ったら(/_;)

大人でも引く量なのに、その上学校の宿題ものっかってくるのです。

無理でしょ。

これは子どもだけに任せていたら、無理なんです。

だから親が管理しないといけなくなる。よっぽど自制心が強く、整理整頓が出来る子なら親の出番もそうないのですが、幼い我が子にはとても無理でした。

そんでね、塾によっては毎月のように受ける模試の結果でクラス替えがあったりします。結果によって露骨にクラスを替えられる。

なのに模試で一喜一憂しないようにとか言われて(‘ω’)そんなの無理むり。

そんな受験塾に週2回・3回と長時間通い、夏期講習やら合宿!まであって塾にどっぷり生活ですよ。

そうして膨大なテキストや宿題を何とかこなし、模試に振り回され、子どもとあれこれモメる日々を過ごしていたら、もうジェットコースターから降りられない。塾をやめるなんて出来ないのです。そんな勇気は湧かないのです。

でもね。

ガンコ
ガンコ

息子はやめたいって言いだしたんですよ!塾やめたいって!!

それでも塾をやめる決心がついたひと言。

そもそも息子が塾に通い出したのは5年生から。遅い方かもしれません。

そして塾は遠くて大手ではありませんでした。クラスも2クラスだけで少人数面倒見が良いのが売りの塾。

それが息子には合わなかったみたいです。

筋トレも同じで、ジムや塾は近いにこしたことはない。そして少人数だと友達と合わなければもう逃げ場がありません。

車で迎えに行っても帰りは10時近くになってしまい、もう親子でふらふらでした。おまけにクラスにやんちゃなお友達がいて授業に集中できず、ちょっかいをかけられるのがイヤで、もうやめたいと。

もちろんやめる勇気はなかなか湧きませんでしたが、きっぱりやめようと決心がついた出来事がありました。

それは初めて受けた模試の結果が出たときのこと。驚くほどひどい点数と偏差値で、塾で一体なにしてんだと疑問がわいたのです。

そこで、出されている宿題やテキスト、模試の答えをくまなく見てみたら、まあテキトーこの上ない。そりゃ出来んわ(;’∀’)と納得した次第。

そんで塾の先生にご相談しようと行ってみたら、先生が息子に一言。

もっと頑張らないと

決めたアナボ。
決めたアナボ。

この言葉を聞いてやめる決心がつきました。

いやいやいや。「頑張れ」ではないでしょ。小学生には通じないでしょ。特にあほな我が子には。

塾に求めているのはコーチングとテクニック。

そう。受験はテクニックです。悲しいかな、それが現実。そして何をどう勉強していけばよいのかコーチングが必要なのです。

模試を受けるうえで必要なテクニックや利用の仕方と、今やるべき勉強や宿題のペース・内容・苦手な科目への向き合い方と得意な科目の伸ばし方などなど。

ただ与えられたものをひたすらにやるなんて、時間がいくらあっても足りません。おまけに膨大な量なので、よほど記憶力がないと全てを受け入れられません。

だからこそ志望校に合った問題の取捨選択のコーチングをして欲しいのです。

なのに一言「頑張れ」ってそれはあまりにもあまりなお言葉ではないかと、すぐにやめました。

そうして息子は塾に行きたくないと言い出し、体力も限界だったので塾に通わない選択をしました。もう一日拘束される夏期講習や冬期講習、おまけに正月特訓など息子にはこなせないことが分かりました。

それよりも必要なことや苦手な科目を家で淡々とやる方が息子に合っている。

地獄アナ
地獄アナ

んじゃ、塾じゃなくて私がコーチングしてやろうではないか。

この決心が、地獄の第2章となったのです(*´▽`*)

塾はやめられたけれど、受験というジェットコースターからはやっぱり降りられませんでした。

やっぱり受験は情報戦。

まずやったことはテキストを探すことと、家庭教師の先生を探すこと。

志望校の過去問を見て、必要なテキストを探しまくりました。ヤフオクなども利用して、大手の模試や講習のテキストを買いまくり。無駄なテキストも山ほど買ってしまいました(;’∀’)

そうしてやっぱりプロに頼むべきことがあって、それは正しい問題の取捨選択と情報を仕入れること。

これは素人の親にはできません。

受験は情報戦です。志望校の問題の傾向や模試結果との乖離など。これらは経験豊富なプロでないと分からないことです。

ネットで調べれば家庭教師センターなるものが山ほど出てきますが、「プロの家庭教師」と堂々と名乗る方がいらっしゃることを知りました。

その先生を調べると残りは一枠しか空いてなくて、もう躊躇してる暇はなく、すぐに申し込みをしました。

この出会いは大きかったです。通塾+家庭教師がほとんどですが、息子は家庭教師の先生だけでいいと言い、先生にも塾に通わず受験したいとお願いしまいした。

そうしてひたすらに家にこもって勉強したのです。

毎日の勉強は分単位で計画した。

やらなければいけないことを日にちで割って、毎日のやるべき勉強を分単位で計画しました。

私の仕事は、朝起きたらまず問題のコピー。間違ったら何度もやり直すので、テキストに直接書き込まないためです。

そしてその解答用紙作り。本番は問題と解答用紙が別になっていることがほとんどなので、書き漏れや写し間違いをなくす練習をするため。

そしてその日にやるべき勉強を、細かく時間指定してメモに書く。息子が見てやることが分かるように、そしてダラダラやらないように時間内に終わらせるため。

起きたらそのメモに沿って淡々とやる息子。その前で丸付けをしたり問題を作る私。

淡々息子
淡々息子

はっきり言ってこれは地獄。

夏休みもひたすらお勉強。朝から晩までひたすら二人でお勉強。お昼休みは1時間。その時だけ見られる名探偵コナン。

いま思えばよくやったと思います。

塾をやめてから息子は一度もイヤと言わず毎日勉強をしました。もちろん隠れてサボっていたり、ぼーっとしてたり、反抗したりと大変でしたが「勉強をやらない日」はありませんでした。

ここまでやったからこそ燃え尽きた。

本当に「ここまでやった」と思えたくらい、二人でお勉強しました(/_;)

塾に行く方が勉強できる子もいるし、家でやる方が集中できる子もいる。要は、子どもに合う勉強の仕方を早く見つけることが大事なんですね。

子どもに任せきりにせず、模試も結果に振り回されないために、答えをくまなく見る。

そうすればおのずと勉強の足りないところが分かり、志望校の傾向を知っていれば、間違っていても「ま、いっか」と思えるようになります(;’∀’)ほんとにいいのか?

そしてやっぱりプロにお願いすること。

無駄な時間やお金を遣わずに、最短距離で志望校を受験できたことは、プロの家庭教師の先生に出会えたおかげですし、息子が塾に行かないと決めたからだと思います。

私も息子と濃密な時間を過ごせて幸せでした。夫は仕事が忙しいにも関わらず、帰宅後勉強を教えてくれたり模試に連れて行ってくれたり協力してくれました。

でも親子喧嘩・夫婦喧嘩は絶えなかった。

こうして書いていると、さぞ上手くいった受験と思われそうですが、まじで大変でした。

やっぱ塾に任せるのが一番楽です。ずーっと家にいて二人でずーっとお勉強なんて、ほんとしんどかったっス。しかもね、息子は休憩時間は毎回バドミントンがしたい!と言うので、つき合うはめに。

ベッドの上でプロレスの練習をするから応援しろとか、美味しいもん作れとか。

こっちも「やってやるか」と甘やかしモードなので、息子も図に乗ってきて、結局ストレスたまって喧嘩に発展。

夫もお願いしたことはやってくれるけれど、それ以外は何もやってくれないから、結局ストレスたまって喧嘩に発展。

無駄な体力を使ってしまいました・・・(/_;)

夕食後も勉強だし、朝も学校行く前にも勉強だしでお酒もロクに飲めない。飲み会にも行けないし、仕事もしなくちゃいけない!!

灰

そりゃ燃え尽きるわな。

終わった日から、私はスッカスカに燃え尽きました。

そうして引きこもり主婦となり、筋トレに救われたのです。

やっぱりどん底から救ってくれた筋トレは最高!!というお話でした(^^)/

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